玄関ポーチのメリットおよび注意点とは
玄関ポーチには庇があるので家に入る前に雨に濡れず鍵を廻旋・施錠や家への出入りできるので日々の生活で欠かせない存在です。
そうした利便性があるのに加え、玄関周りをガーデニングなどで彩り豊かな印象にすることもできます。
いずれにせよ、玄関ポーチは、家にとってなくてはならない存在で、家の顔となる部分でもあります。
今回は、玄関ポーチのメリット・デメリットや注意点などお伝えしていきます。
玄関ポーチの用途とは
玄関ポーチとは、扉を開けて外に出る際に開けてすぐのところにあるスペースのことで、一般的に庇がついています。
庇の下では雨の日に傘を開いたり、鍵を開け閉めしたりしても濡れないようにすることができます。
外と玄関の間の段差をなくすために階段をつけていることもあります。
また、玄関ポーチにライトをつけるなどして、夜でも明るくできるのに加え、おしゃれな外観のライトをつけてお家のイメージを高めることもできます。
その他、、ベビーカーや自転車を置くスペースにするなど生活に合わせて様々な用途が考えられるでしょう。
玄関ポーチのメリット・デメリット比較
玄関ポーチにはどのようなメリット・デメリットが存在するのでしょうか?
玄関ポーチのメリット1:ちょっとした収納スペースやインテリアができる
玄関ポーチは玄関と外を繋ぐ境界線になります。
広さによっては、傘立てやベビーカー・子どもが使う三輪車や一輪車などあまり室内に持ち込みたくないものも置いておくことができます。
また殺風景な景色を植木鉢などのガーデニングで彩りを出し雰囲気も出す事ができ、家に入るまでを自分好みに彩ることができます。
玄関ポーチのメリット2:プライベートな空間を作りプライバシーを確保できる
玄関の扉を開けてすぐ外だと、外から丸見えであり、また小さいお子様がいらっしゃるといきなり飛び出した時に危険を伴います。
そういった意味でも、玄関ポーチがあれば、ちょっとした空間があるので目隠しや植木鉢で人の目線を一旦違うところに移せます。
急なゲストが来たときに、ゲストがベビーカーや室外の荷物を持ってきた時でも一時的に荷物を置くことも可能です。
玄関ポーチのデメリット1:悪戯をされる可能性がある
玄関ポーチを作った際に、玄関から玄関ポーチまでが外から見えるスペースになりますので、作りを考えてしていないと空き巣などが安易に入れる手助けをしているような形になってしまいます。
また空き巣だけでなく野良犬や野良猫が植木などを荒らしうる事も想定できます。
防犯上、鍵の有無などを設計の際にきちんと考えておくようにしましょう。
また野良犬・野良猫対策としては、野良猫に関していえば景観を少し損ねるかもしれませんがペットボトルなどを植木の近くに立てておくだけで少し変わるでしょう。
玄関ポーチのデメリット2:掃除スペースが増える
玄関ポーチのスペースが広ければ広いほど掃除スペースがその分増えるといっても間違えではないでしょう。
なぜなら、玄関ポーチは室外にあるので外の天候に一番影響されやすいからです。
例えば枯葉なども風が吹き込めば入ってくるでしょうし、台風があった日なんかもそうです。
しかし、こまめに掃除・メンテナンスをする事を心がけ玄関ポーチを作る際にメンテナンスしやすい素材を選べば解決します。
玄関ポーチを設置・導入する際の注意点
玄関ポーチを導入する際にはどのような点に注意するとよいのでしょうか?
広さの確保は緻密に計算すること
せっかく玄関ポーチを作っても機能が上手く使えずインテリアだけとなってしまってはもったいないです。
そのためには何点か抑えていただきたい部分があります。
まず傘を広げても十分スペースがある事です。
なぜなら庇がついているのでそのスペースは濡れないかもしれませんが、庇を越えて外に出る際に、雨にあたって傘を開くようでは余裕がありません。
傘が開いても十分であるスペースに越したことはないでしょう。
また玄関の扉を開けた際に人を押してしまうことがないようなスペースにする事も課題です。
一人暮らしであればそこまで問題ではないかもしれませんが、何人か家族がいる場合は、人を押し出してしまわないような広さにする必要はあります。
浸水リスク・経年劣化のリスク回避を考えてつくること
境界線なだけあって設計を考えず同じ高さにしてしまうとひどい天候の時に雨水や土砂の侵入を許してしまうことになります。
しかし、段差をつけるのも大荷物の時や老後を考えると好ましくはないと思われます。
その際にバリアフリーでもほんの少しだけ傾斜をつける、またはタイルなどで溝をいろんな箇所に散りばめ排水しやすいのにしておくのも1つの方法かもしれません。
まとめ
玄関ポーチは家の顔ともいえる箇所にあたります。
そのうえ、スペースの活用によってはガーデニングで色鮮やかにすることで家の印象をより華やかにする事もできます。
しかし一方で、そのスペースは外に露出しているため掃除・メンテナンスが重要になってきます。
玄関ポーチを導入する際は、必要なスペースの確保と浸水などの自然災害時におけるリスクに配慮すると良いでしょう。
例えば、玄関ポーチをほんの少し傾斜や低い段差をいれるようにし、溝があるタイルにするなどの素材・設計の工夫には注意しメンテナンスもしやすく長持ちする玄関ポーチを作ると良いでしょう。
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