品川駅まで30分以内 中古マンション価格相場が安い駅ランキング【シングル編】
株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都港区 代表取締役社長:淺野 健)が運営する不動産・住宅情報サイト『SUUMO(スーモ)』は、住まいや暮らしに関するさまざまなテーマについてアンケート調査を実施し、結果をご紹介しています。
今回は「 【シングル編】品川駅まで30分以内・中古マンション価格相場が安い駅ランキング」の結果をまとめましたのでお知らせします。
品川駅まで30分以内の物件相場が安い駅TOP12(13駅)
2020年の東京五輪開催に合わせて、JRの新しい駅「品川新駅(仮)」が開業予定だ。
そこから1km弱という近場にある品川駅周辺も再開発が進められており、これから街の価値が高まることが予想される。
そんな品川駅まで30分以内にある中古マンション相場を調査してみた。
今回は専有面積20平米以上~40平米未満のシングル向け中古マンションの物件相場が安い駅をランキング。
1位は商業施設が続々リニューアルを迎える錦糸町駅
品川駅から30分以内で最も中古マンションの物件相場が安かったのは、JR総武線錦糸町駅。
2017年にリニューアルした駅ビル「テルミナ」をはじめ、駅周辺には大型商業施設が点在している。
映画館やニトリも入った商業ビル「オリナス」は2018年9月にリニューアルが完了、そして「東京楽天地ビル」は1階~7階を占める主要テナントなどをパルコに変更して2019年春にリニューアルオープンの予定だ。
駅周辺が繁華街としてにぎわう一方、駅から少し離れると広々とした公園や静かな住宅街も。
また、錦糸町駅はJR線に加え東京メトロ半蔵門線も通っており、便利な環境で暮らしたいシングル層にはぴったりと言えそうだ。
都内屈指の便利な路線・JR山手線の駅が7駅もランクイン
今回ランクインした13駅の立地を見てみると、一見、無関係に散らばっているように見えるが、13駅中で7駅がJR山手線沿線という共通点がある。
JR山手線は都内交通網の大動脈と言える主要路線。
品川駅まで1本なのはもちろん、JR山手線沿線ならば都内の主な街に出かけやすい点が魅力だ。
そんなJR山手線沿線の駅のうち、最も物件相場が安かったのは5位・鶯谷駅。
同駅はここ10年以上、JR山手線で最も乗車人員が少ない駅でもある。
JRの線路の北東側には戦後から続く歓楽街が残る一方、線路の西南側にあるのは、美術館や動物園が点在する上野公園や、落ち着いた住宅街。
1駅隣りはJR各線に加え東京メトロ銀座線・日比谷線も通る上野駅という便利な立地でもあり、JR山手線のなかでも穴場な駅と言える。
都内のさまざまなエリアの駅が顔を並べた今回のランキング。
トップ13駅の物件相場の差が410万円と、あまり開きがなかった点も特徴的だ。
マンションを次々と買って住み替える人は少数派で、たいていは長く住む想定で購入するだろう。
そう考えると『あと少し購入資金をプラスしたら、もっといい条件の物件があったのに……』なんて後悔は避けたいところ。
安さばかりに飛びつかずに、品川駅など自分が行動基点にしたい駅までの近さや周辺環境も考慮して、物件探しをすると良さそうだ。
調査概要
調査対象駅 | SUUMOに掲載されている品川駅まで電車で30分以内の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る) |
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調査対象物件 | 駅徒歩15分以内、築年数40年未満、物件価格5000万円以下、専有面積20平米以上40平米未満の物件(敷地権利は所有権のみ) |
データ算出期間 | 2018年4⽉1⽇~2018年6⽉30⽇ |
物件相場の算出方法 | 上記期間でSUUMOに掲載された中古マンション価格から中央値を算出 |
所要時間の算出方法 | 株式会社駅探の「駅探」サービスを使用し、平日の日中時間帯の検索結果から算出(品川駅まで乗換なし) |