「タッチレス」で安全に。 withコロナのリノベーションで取り入れたい設備を紹介
インフルエンザが流行する時期によくとりあげられるのが、「電車のつり革やドア横のポールはウイルスが付着している」という話題です。
自宅でも以下のシーンで衛生面が気になっている方は多いのではないでしょうか。
- 汚れた手で水道の取っ手を触ったとき
- ウイルスだらけの手で鞄から家の鍵を出すとき
- 感染症流行の時期に宅配便が届いた
近年はさまざまな技術により、これらの問題を個人宅でも簡単に解決することができます。
ここでは、ひかリノベでも好評の「タッチレスリノベーション」の代表的な3つの設備についてご紹介します。
設備その1:タッチレス水栓
感染症や衛生面を考えると、蛇口の取っ手部分に触れることは不安だ、という方は多いのではないでしょうか。
せっかくきれいに手を洗っても、洗う前に触れた取っ手部分は汚れやウイルスが付着したままです。
小さなお子さんのいる家庭では、とくに心配になるでしょう。
そのような方に最適な設備が、センサーを利用したタッチレス水栓です。
商業施設で多く導入されている水道設備で、手を特定の場所へかざすと水を出したり止めたりすることができます。
タッチレス水栓を入れるメリット
タッチレス水栓を導入するメリットは、やはり以下のように「取っ手部分に触れない」ことによる効果です。
- 水が簡単に出せる
- 手が汚れない
- 節水につながる
- 掃除が楽になる
- カビや水垢がつきにくい
センサーは蛇口先端についているタイプや、上部に取り付けられているタイプ、両方についているタイプとメーカー・機種によってさまざまです。
いずれもセンサー前に手をかざすだけで簡単に水を出せる点は共通しており、取っ手部分に触れる必要がありません。
汚れた手で触ることも、洗った後の手で汚れのついた取っ手を触ることもないため、手を衛生的に保つことができます。
手軽に水を出せるうえ取っ手部分が汚れないメリットは、家事でも大活躍します。
皿洗い中に泡だらけの手で取っ手に触ってしまうと、付着した泡を洗い流さなくてはならず、ついつい流しっぱなしで家事をしてしまう方は少なくないでしょう。
触れることなく水を出したり止めたりできるタッチレス水栓なら、ストレスなくこまめに水を止めることができます。
取っ手部分がないため掃除しやすく、濡れた手で触ることによるカビや水垢のリスクが軽減します。
タッチレス水栓の導入事例
実際にタッチレス水栓を導入したIさんの事例でも、濡れた手で取っ手部分に触れることのないメリットが評価されていました。
Iさんがタッチレス水栓を導入したのは、「家事の時短や、暮らしをより快適にすることにつながる機能がほしい」という理由でした。
導入後は取っ手部分の水垢に悩まされずに済んでいるなど、日常のちょっとしたストレスから解放されたそうです。
ささいな機能でも、毎日の家事の苦痛を軽減させてくれる利便性は大きな効果を生んでいます。
設備その2:スマートドア・スマートロック
スマートドア・スマートロックは、スマホで家の鍵を開け閉めできるタイプのドアや鍵です。
IoT(Internet of Things)というモノのインターネット化によって提供されているサービスで、従来の鍵を使用する必要がありません。
ちなみにスマートドアはドアにIoT機能が搭載されていますが、商業施設でよく見る自動ドアとは異なり、鍵のみがタッチレスで操作できるものです。
メーカーや機種によってドアやロックの名称違いがある程度で、基本的な機能はスマートドアとスマートロックで共通しています。
スマートドア・スマートロックを入れるメリット
- 鍵の紛失・盗難予防になる
- 手ぶらで開錠できる
- ロックの開閉が遠方で分かる
- 遠方でも開閉ができる
スマートドア・スマートロックはスマホ操作の他、機種によっては専用のタッチレスキーを利用することも可能です。
そのため家族にスマホを持たない方がいる家庭でも、「他の家族が帰ってくるまで家に入れない」などの心配はありません。
スマートドア・スマートロックを導入することによるメリットは、タッチレスで使いやすく、防犯性に優れている点です。
スマホが鍵の役割を担うため、一般的な鍵を持ち歩く必要がなく、盗難・複製されたり紛失したりする心配がありません。
ワイヤレスでつながっているため、鍵の所有者がドアの前に立つだけで開錠するよう設定することも可能です。
両手がふさがっていたり手袋をはめていたり、鍵をすぐに取り出せないときでもスムーズに鍵を開けられます。
スマホ連携により、遠方でもドアや鍵の開閉状況や家族の帰宅を知ることができます。
親戚が訪ねて来たときも遠隔操作で鍵を開けられるため、家の外で待たせることがありません。
スマートドア・スマートロックの導入事例
Nさんがスマートロックを導入した理由は、「妻が何度も鍵を忘れるから」だそうです。
オートロックのドアを使用していたため、出かけるときは鍵を忘れても問題なくドアの鍵は閉められ、帰宅時に慌てて鍵開け業者を呼ぶ羽目になります。
1回の開錠で数万円かかるのに、何度も鍵を忘れて出費が重なったのがもったいないと感じたNさんは、スマホで遠隔操作もできるスマートロックを導入しました。
結果、家族が鍵を忘れても業者を呼んだり急いで帰宅したりする必要なく、スマホで手軽に開けられるようになりました。
ただし、Nさんが導入した後付けタイプのスマートロックは両面テープでドアに貼り付けて使うタイプのため、電池取り換えの手間やドアの材質を選ぶデメリットもあったそうです。
リノベーション時にスマートロックを検討している方は、後付けタイプよりも工事でしっかりと設置できるタイプの検討をおすすめします。
設備その3:宅配ボックス
宅配ボックスは、ドアの外に設置することで不在時も宅配便を受け取ることのできる設備です。
コロナウイルスの流行にともない、最近はドアの前に宅配物を置いて行ってもらう「置き配」が増えています。
宅配ボックスを利用することで荷物を安全に受け取ることができるうえ、置き配のように宛先や送り主の個人情報が共用部でさらされる心配もありません。
注意すべきは、マンションの場合は規約で設置を禁止されている可能性がある点です。
ドアから外(廊下側)は共用部にあたるため、宅配ボックスの設置にはマンション管理組合との相談が必要です。
必ずしも相談すれば設置許可がおりるとは限りませんが、興味のある方はリノベーション会社の担当者へ問い合わせてみてはいかがでしょうか。
宅配ボックスを入れるメリット
宅配ボックスを導入するメリットは以下のとおり、安全性と感染症予防に配慮しながら確実に荷物を受け取れる点です。
- 配達員と対面せずに荷物を受け取れる
- 在宅の時間帯を気にする必要がない
- ボックスで盗難予防もできる
不在時に宅配物を専用のボックスへ保管できる宅配ボックスは、ドアを開けて配達員から直接受け取らずに済むメリットがあります。
知らぬ間にコロナウイルスなど感染症をうつされる・うつしてしまうリスクが減り、安心して通販を利用できるでしょう。
感染症予防の観点で最近は置き配が広まっていますが、盗難や雨風にさらされるリスクが残っています。
ボックスは一度閉じると専用の鍵や暗証番号などがなければ開けられないため、ドアの前に直接荷物を置かれるよりも盗難・汚れ予防となります。
宅配ボックスの導入事例
もともと宅配便の再配達依頼が面倒だったというGさんが宅配ボックスを導入したところ、宅配便に関するストレスが減ったそうです。
配達時間を意識して急いで帰宅する必要がないうえ、ボックスのおかげでドア外に置いていても盗難された経験はありません。
最近はコロナウイルスの流行により在宅勤務者が増えていますが、それでもトイレや家事に立つタイミングを見計らったり、感染症を気にしたりとストレスが生まれます。
宅配ボックスはインターホンに応答する必要もないため、一日の予定をスムーズに進めることができます。
デメリットは構造上1件分しか受け取れない点ですが、在宅勤務中の方であればこまめに取り出すことができ、大きなデメリットにはならないでしょう。
まとめ:タッチレスリノベーションならひかリノベに相談を
コロナウイルスの問題により、日常生活の中の「モノに触る」行為が脅威となっています。
センサーつきの水栓やスマートロックなど、触れずに機能を利用できる環境は、タッチレスリノベーションによって手軽に実現することが可能です。
感染症の流行が終息した後も活用できる便利機能のため、これを機に日常生活のクオリティをあげるリノベーションを検討してはいかがでしょうか。
ひかリノベなら、生活シーンや要望に合わせたIoT家電や設備を取り入れたリノベーションを受け付けてくれます。
期間限定でモニターキャンペーンも行っているため、興味のある方は公式サイトより問い合わせてみてください。