アクセントクロスを貼るメリットおよび注意点・おすすめの場所とは
毎日暮らすマンションでは、内装もこだわりたいですよね。
特に、クロスの一部におしゃれな絵や柄を取り入れられるアクセントクロスは選択の幅も大きく、お部屋の印象を大きく左右します。
ここでは、アクセントクロスを貼るメリットや注意点、アクセントクロスを貼るのにオススメの場所についてお伝えします。
そもそもアクセントクロスとは?
そもそもアクセントクロスがどんなものなのかご存知でしょうか?
アクセントクロスは、基本のクロスの中に、一面だけ違う色や柄、絵を取り入れるもので、アクセントクロスによってお部屋の印象は大きく変わります。
例えば、リビングで基本のクロスの色は白色にして、テレビボードの色を木質調のものやレンガ調のものにすることで、ナチュラルテイストにしたり、輸入住宅風にしたりできます。
また柄だけでなく一面だけ緑やグレー、青色にしたり、ディズニーなどキャラクターもののクロスにしたりすることもできます。
アクセントクロスのメリット
アクセントクロスのメリットとしては以下の3つがあります。
①施工が簡単
②種類が豊富
③価格が安い
①施工が簡単
アクセントクロスは壁紙を下地となる石膏ボードなどに貼り付けるだけなので施工がとても簡単です。
最近では、ホームセンターなどでDIYで張り替えられるクロスのセットも売っているため、自分で張り替えることもできます。
②種類が豊富
アクセントクロスはその種類の豊富さが特長です。これは、他のどの壁素材と比べても大きなメリットとなるでしょう。
色や柄、絵など市販のものでも多くの種類の中から選べますし、オーダーメイドでオリジナルデザインのアクセントクロスを作成することもできます。
また、最近では自然素材を使ったお家が人気ですが、壁紙にも一般的なビニルクロスの他に布や絹、麻、綿など自然素材を使ったアクセントクロスもあります。
③価格が安い
アクセントクロスは、色や絵柄を印刷するだけなので、通常のクロスを貼るのと金額が大きく変わることはありません。
お金をかけずに自分の好みのデザインを持つ家にすることができます。
アクセントクロスを貼る際の注意点
アクセントクロスを貼る点には以下のような点に注意しましょう。
①柄で部屋がごちゃごちゃする
②カタログと実際のアクセントクロスの違い
③実際の部屋は明るく見えやすい
①柄で部屋がごちゃごちゃする
アクセントクロスのカタログを選んでいるとオシャレな柄のものが次々と出てきて、気に入ったものを全部取り入れてしまう方もいらっしゃいます。
もちろん、それらがうまく調和していればよいのですが、強い柄をたくさん取り入れてしまうとごちゃごちゃしてしまって落ち着かなくなることが多いようです。
②カタログと実際のアクセントクロスの違い
カタログで見るのと実際のアクセントクロスとではイメージが違ってしまうことがあります。
実際にサンプルで壁紙の一部が見られるものもありますが、やはり一部のものと、壁一面に貼られたものとではイメージが異なります。
可能であれば、実際に壁に貼られたサンプルが見られないか確認してみましょう。
③実際の部屋は明るく見えやすい
また、カタログのものと比べて実際の部屋は明るく見えやすい傾向にあります。
これは、カタログの写真はプロのカメラマンがプロの機材を使ってライティング(光をあてること)しているからであり、実際の電灯や自然光で見るのとでは違いがあるからです。
「実際のアクセントクロスはカタログのものより目立たない」と思って選ぶとよいでしょう。
おすすめのアクセントクロス設置箇所
アクセントクロスはどこに設置すればよいのか迷ってしまいますよね。
これは、基本的には「入口に立った時に目を引く壁面に配置すること」が大切です。
具体的には、リビングに入ってすぐ見える面の壁一面をアクセントクロスにすると効果的でしょう。
また、主寝室や子供部屋、書斎や化粧室の壁一面をアクセントにすることでお部屋のイメージを作ることができます。
その他、よくあるのがトイレや洗面にアクセントクロスを設置することです。
なお、アクセントクロスは、トイレは花柄、洗面は水をイメージした柄、和室は和風の柄など、お部屋のテイストに合わせて柄を決められることが多いです。
(もちろん、そうでないケースもたくさんあります。)
まとめ
マンションは間取りや内装を一から決めて作ることは、例え新築であっても難しいですが、その分、自分でできるところは工夫して快適なお部屋にしたいですよね。
その点、アクセントクロスは安価で手軽に替えられるのにも関わらず、お部屋の印象に与える影響は強く、またその手軽さから季節や気分に応じて替えることもできます。
効果的なアクセントクロスの貼り方を覚えて、その時々に応じたお部屋を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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