所有するマンションを使わず空き家となってしまった場合の処分方法は、大きくわけて2つあります。
賃貸に出すか、売却するかです。
何を基準に選べば、間違いのない選択ができるのでしょうか?
ご一緒に考えていきましょう。
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選択の基準は立地
マンションの処分方法を選ぶうえで一番重要なポイントは立地です。
「都心部」「郊外」「駅近」など。
立地の条件によって、そこに住みたいと思う人の年齢層や職業などが違ってくるためです。
もちろん、ニーズの多さも立地によってまったく異なります。
都心部なら賃貸を検討
都心に近く利便性の高いマンションなら、賃貸に出すとよいでしょう。
家賃の設定を間違えず、ある程度賃貸経営について学べば空き室で困ることもあまりありません。
近くに大学や専門学校などがあれば、学生や単身者を狙います。
比較的安価に張り替えられる壁紙やクッションフロアを工夫し、差別化を図りましょう。
ただし、専有面積が広いマンションは学生や単身者に選ばれません。
2LDK以上などの広いマンションは、ファミリー層や賃貸マンションへの住替えを考える高齢者などを対象とします。
この場合、清潔感を大切にしながら無難なデザインで仕上げましょう。
白を中心に、シックな茶やグレーをあしらうと落ち着いた印象になります。
ファミリー層や高齢者層は学生に比べて住替えが少ないので、原状回復工事の手間があまりかかりません。
一度入居すると長期的に使ってもらいやすいので、安定的な賃貸経営をしたい人にもファミリー層がおススメです。
郊外のマンションは売却or民泊
都心部から少し離れている場合、売却や民泊(旅行者向けの宿泊施設)としての活用を検討しましょう。
売却する場合
仲介業者を通して駅からの距離や住環境のよさをアピールしてもらいます。
駅からの距離があまりに遠いとなかなか売れない場合もありますが、ファミリー層の場合は駐車場があればある程度カバーできます。
学校や公園、スーパー、病院といった利便施設の位置も、アピール材料として活用しましょう。
なお、売却相場を知りたいという方は「自宅で簡単に相場がわかる」一括査定サイトがオススメです。
1社1社に査定依頼をしていると、同じ情報を何度も伝える必要があります。
しかし、一括査定サイトなら1分程度の情報入力で複数社から査定額を貰うことが出来るのです。
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「うちのマンションいくらで売れるんだろう・・・」と思われる方は、一度査定依頼を出してみてはいかがでしょうか。
民泊にする場合
管理規約に「住宅以外の用途に供してはならない」といった文言のマンションは、民泊に活用できません。
民泊として活用したいなら、まずその点を確認してください。
民泊なら立地によっては、賃貸に出すよりも毎月の収入が多くなるでしょう。
駅からの距離が遠くても、観光スポットに近かったり駐車場がついていたりするとニーズがあるケースもあります。
主に海外からの観光客が相手となるため、英語ができないことに不安を感じる方も多いかもしれませんね。
しかし、民泊には運営をサポートする業者も多数存在しています。
清掃や管理に関しては、それらを活用すればそれほど問題ありません。
ただし2017年3月現在、民泊としての空き家の活用は、民泊に関する条例を制定している民泊特区でしか認められていません。
実際には日本全国で無数の民泊が運営されているわけですが、法律的は「グレーゾーン」などといわれています。
2017年末までの施行が予定されている法律(民泊新法)が制定されれば、合法での民泊経営が広範囲で可能となるはずです。
民泊は最大手である「airbnb」などの仲介サイトに、部屋を登録することからスタートします。
立地がわかりにくくても、写真入りの地図を用意するといった対応でカバーできるケースも。
サイト上のライバル物件をチェックし、アメニティやインテリアなどに工夫を凝らしましょう。
まとめ
マンションは空き家であっても、修繕積立金や管理費がかかり続けます。
空き家になった場合の経済的負担は、一戸建て住宅よりも大きいのではないでしょうか。
いずれ持て余して手放すのであれば、思い切って早めに売却や賃貸に出すことをおすすめします。
処分の方法は、物件に合わせて選びましょう。
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