網戸の張替えは業者に依頼する? 自分で行う? 違いを徹底比較

空き家リノベーション・リフォーム

夏になると害虫対策に大活躍する網戸。

張替えてしばらくすると、紫外線や外気の影響で樹脂が傷んで破れやすくなってきます。

穴が開いた網戸では虫やホコリが防げないため、早めに張替えなくてはなりません。

網戸の張替えは業者に依頼することもできますが、DIYで張替えることも可能です。

業者とDIYでは、費用や作業手順がどのように違ってくるのでしょうか?

こちらではその両者を徹底比較していきます。

自分で網戸を張替える際に必要な道具一式

DIYで網戸を張替える場合、まず道具を揃えるところから始めます。

道具・工具の種類 概要
張替えネット 張替え用の網戸そのものです。最近では外から室内が見えにくいタイプや、ペットの爪に強いタイプなどさまざまな機能を持つものが登場しています。
押さえゴム 網戸をサッシに固定するためのヒモ状のゴムです。サッシによって使用する太さが異なるので、もとのゴムを確認して適切なサイズを選ぶ必要があります。
網戸用ローラー サッシに網戸の端と押さえゴムを押し込むためのローラーです。
網戸クリップ サッシにローラーで網戸と押さえゴムを押し込む際、仮に固定するクリップです。なくても作業は可能ですが、専用のクリップで四隅をとめると作業が進めやすくなります。
網戸専用カッター 専用のカッターを使うとかんたんかつきれいにカットできます。

道具の準備と張替えでどれだけのコストがかかる?

網戸の張替えはコツが必要な作業です。

きれいに仕上げるためには、消耗資材である張替えネットと押さえゴム以外にもいくつかの工具が必要です。

メーカーによって価格が異なりますが、道具一式を揃えるには2000円余りかかると考えましょう。

初めて行う場合はなかなか要領がつかめず、1枚あたり2時間程度かかることも。

仕事や家事の手を休めて作業を行うことを考えると、金銭面以外でもある程度負担がかかる作業といえます。

網戸の張替えは専門家に依頼したほうが安上がり!

それでは、DIYではなく専門家に張替えを依頼すると、どの程度の費用がかかるのでしょうか?

業者によって異なりますが、近年では1枚あたり1000円程度で依頼できる業者も登場しています。

ホームセンターなどで張替えネットや押さえゴムなどの資材を購入する原価と、ほとんど変わりありません。

専門家が網戸の張替えを安く施工できる要因は、主に次のようなものです。

1、業者の場合は張替えネットや押さえゴムなどの資材を一括で大量に購入するため、原価が安くなる
2、作業員が網戸の張替えに慣れているため、作業時間があまりかからない

どのようなものでも一括大量仕入れをすると原価が安くなりますが、その中でも建築資材は大量仕入れで安くなる傾向が顕著です。

工具代もかかることを考えると、専門家に依頼した方が断然お得ですね。

原価を抑えることで安くなっているので、安くても施工品質には問題ありません。

当然、作業に慣れた職人が手がけるので仕上がりもきれいになります。

まとめ

網戸は常に外気にさらされているので、どうしても経年劣化してしまいます。

できるだけこまめに掃除して汚れやホコリを取り除き、簾などで紫外線を防いで劣化の速度を抑えましょう。

張替えから5~6年経ち、穴やゆるみが気になりだしたら次の張替えを検討します。

費用面でも仕上がりの面からいっても、網戸の張替えは専門家に依頼することをおすすめします。

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