荘内銀行 リバース・モーゲージの特徴・評判とは

リースバック

荘内銀行は、山形県に本店を置く地方銀行です。

荘内銀行が提供しているリバース・モゲージ型ローンである「荘内リバースモーゲージ」は、住み慣れた自宅を手放すことなく、老後の生活資金や自宅のリフォーム資金などを借入れすることができる商品です。

資金使途は原則自由なので幅広いニーズに答えることができ、借入方法が限られてくるシニア層が利用しやすい商品だと言えます。

今回は荘内銀行の荘内リバースモーゲージについて詳しくご紹介します。

【要注意】対象年齢に注意しましょう

リバース・モゲージの場合、基本的には55歳以上の方を対象にした商品となっております。
よって「55歳にはなってないが同様のサービスを使いたい」という場合にはリースバックを使うようにしましょう。

商品概要まとめ

借入対象年齢 契約時満60歳以上80歳未満の個人であること
融資額 400万円以上1億円以内(10万円単位)ただし、自宅の土地評価額の40%以内とする
担保対象の不動産 戸建(土地・建物)
資金用途 原則自由
対象エリア 山形県、宮城県、福島県、東京都

契約を配偶者へ引き継げる?

荘内銀行のリバース・モゲージは契約者が亡くなった後、配偶者が契約を引き継ぐことが可能です。

リバース・モゲージに多いのが、契約者が亡くなると契約終了となり、担保である自宅を売却し、借入金を返済しなければならず、残された配偶者が直ちに新しい住まいを探さなければならないことがあります。

配偶者も契約者と同様に住み慣れた自宅で生涯をまっとうしたいと考える人も多いはずですので、荘内銀行のリバース・モゲージのように契約を配偶者に引き継げる商品は利用しやすいと言えるでしょう。

荘内銀行のリバース・モゲージ型ローンのおすすめポイント

荘内銀行のリバース・モゲージ型ローンのおすすめポイントを2つ紹介します。

東北地方ではまだ少ないリバース・モゲージ型ローン

東北地方ではまだまだリバース・モゲージを提供している金融機関が少ないのが現状です。

同じく東北地方でリバース・モゲージを提供している北都銀行がありますが、対象エリアが秋田県、宮城県の2県のみとなりますので、その他の県にお住まいの方は利用することができません。

一方荘内銀行は、対象エリアが山形県、宮城県、福島県の東北3県と東京都となりますので、幅広いエリアをカバーできているのがメリットです。

資金使途が原則自由で幅広いニーズをカバー

リバース・モゲージ型ローンは首都圏をはじめたくさんの銀行が提供している商品ですが、資金使途が限定されている場合も多くあります。

例えば、家の建築資金やリフォーム資金など自分が住む為の住宅に関するものに限定されていることが多く、自由な使い道ができない場合があります。

一方荘内銀行の荘内リバースモーゲージは、資金使途が原則自由なのでゆっくり老後に旅行に行く資金、孫への教育資金など幅広いニーズをカバーすることができるのがメリットです。

利用する際のデメリット

首都圏に比べて金利が高め

荘内銀行のリバース・モゲージの金利は同じ東北地方の地方銀行である北都銀行と同じく3.475%です。

首都圏の銀行では金利が3%を切るところも多くあるため、荘内銀行のリバース・モゲージの金利設定は高めであると言わざるを得ません。

東北地方はまだまだリバース・モゲージが浸透していないので条件が厳しめであるのは仕方ないと言えますが、東京都にお住まいの方の場合は、他の銀行のリバース・モゲージ型ローンを利用した方が安い金利で借入することができると言えるでしょう。

貸越限度額が土地の40%以内と厳しい条件

荘内銀行でリバース・モゲージを利用する場合、貸越限度額が土地の40%以内までしか借りられないと決まっています。

他の銀行と比べてみると、貸越限度額を土地と建物合わせて70%以内を限度にしているところも多く、土地だけで40%以内を条件にしている荘内銀行の条件は厳しめであると言わざるを得ません。

荘内銀行の融資額が400万円~となっているので、最低でも土地の評価額が1,000万円以上ないと条件を満たさないことになります。

融資額が400万円以上のため少額利用ができない

荘内銀行の融資額は400万円以上からとなります。

同じく東北地方の北都銀行も400万円以上からとなっており、少額だけ利用したいというニーズには対応していません。

首都圏の銀行や、他の地方銀行の場合、10万円~や、100万円~など少額からの対応をしているところもあり、足りない資金を少しだけ補いたいといったニーズには対応していない点が残念な点です。

【要注意】対象年齢に注意しましょう

リバース・モゲージの場合、基本的には55歳以上の方を対象にした商品となっております。
よって「55歳にはなってないが同様のサービスを使いたい」という場合にはリースバックを使うようにしましょう。

まとめ

荘内銀行のリバース・モゲージは、山形県、宮城県、福島県と東北3県を対象としているので東北地方にお住まいの方には重宝される商品だと言えます。

ただし、金利設定はやや高めであり、借り入れ条件も土地の評価額40%以内とやや厳しいので誰でも気軽に利用できるとは言い難いのが現状です。

契約者が亡くなった後、配偶者に契約を引き継げる点はメリットであると言えるでしょう。

住まいを手放さずに借入ができ、ゆとりあるセカンドライフがおくれるリバース・モゲージは借入れ方法が限られてくるシニアの救世主的存在です。

今回ご紹介した荘内銀行の荘内リバースモーゲージをさらに詳しく知りたい方はお近くの荘内銀行の窓口で一度相談してみてくださいね。

【要注意】対象年齢に注意しましょう

リバース・モゲージの場合、基本的には55歳以上の方を対象にした商品となっております。
よって「55歳にはなってないが同様のサービスを使いたい」という場合にはリースバックを使うようにしましょう。

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