福岡で木のぬくもりのあるリノベーションを行った「candyhouse2811さん」にお話を伺いました
「中古+リノベーション」に興味がある。
けど、本当にうまくいくのかな・・・。という不安もあるとおもいます。
そこで「リノベ先輩インタビュー」では実際に中古住宅を購入してリノベーションを行った先輩にインタビューを行ってまいります!
第4回となる今回は、天然素材を活かしたリノベーションをされた「candyhouse2811さん」にインタビューをさせていただきました。
リノベーションをした経緯を教えて下さい
家族の人数が増え、住んでいた賃貸マンションが手狭になり引越しを考え出したときに、リノベーションに関するセミナーに参加したり、本を読んだりして、理想の暮らしを予算内で抑えられる中古マンションのリノベーションに行き着きました。
限られた予算の中で、住みやすくて個性的な家を作るには、リノベーションは最適な選択だったと考えています。
都市部から離れた地域の一軒家という選択肢もありましたが、これまでの生活スタイルを崩すことは避けたかっため、リノベーションでの住宅購入を検討しました。
新築は検討しなかったのでしょうか?
子供達の校区を変えないために希望したエリアでの新築物件購入は予算的に難しく、検討しませんでした。
特に新築マンションは既存の間取りや建具等、自分たちの個性を生かすことができないため魅力を感じませんでした。
不動産価値が下がらず年をとってからも住み続けたいエリアであることと、開放感のある間取りが実現できる物件であるかを重要視して、物件選びをしました。
元々の間取りと今の間取りはどの程度違いますか?
元の間取りは、4LDKで小さい部屋で細かく仕切られてたそうです。(マンション購入時はすでにスケルトン状態で、元の間取りを確認していません)
現在の間取りは2LDK+S(サービスルーム)で、仕切りも何も無いフルスケルトンからのリノベーションでしたのでその他は全く別物になっています。
しかし、浴室とトイレの配管の制約から、浴室とトイレはほぼの元の位置と同じです。
プラン時に苦労したことを教えて下さい
一番の苦労した点は、物件探しです。
当初希望していた地域は、比較的新しいマンションが多く立ち並ぶ地域で、中古でも価格が高い物件が多く、なかなか良い条件の物件が見つかりませんでした。
そこで地域の幅を広げて検索したところ、今回の物件にたどり着きました。
その後のリノベーション内容については、建築家の方との相性も良く、こちらの求めていることを汲み取っていただけたのでスムーズに楽しくプランを考えることができました。
はじめから予算を抑えられる方法(構法?)の提案をしていただき、シンプルでカッコよくおしゃれなデザインに仕上げていただけました。
こだわりポイントを教えて下さい
天然素材(木、ステンレス、畳)を多用したこと。
家族が集うリビングをできる限り広く取り、さらに開放感を持たせたかったのでリビングと廊下を仕切る扉を大きなガラス戸にしたこと。
市販の建具は一切使わず建築家さんにデザインをお願いし、すべてオリジナルの建具にしたこと。
夫婦ともに料理をするので細かい寸法にまでこだわった大型食洗機つきのフルオーダーキッチン。
狭い空間を最大限に生かしたリビングのロフト(ロフトは、夫婦と末っ子の寝室になっています)。
ロフトへ上がる階段下の収納と、ダイニングの小上がり下の収納。
などなどこだわりのポイントはたくさんあります。
今回の必見ポイント
candyhouse2811さんのように、「学校区を変えたくない」という理由から、同じ地域でマンションを探されているというお話はよく耳にします。
また、リノベーションのときに配管の制約を受けるというお話も多いです。
※配管に関してはこちらの記事もごらんください。
苦労されたポイントとして物件探しを挙げられておりましたが、最近はリノベーション会社が希望の物件にポスティングを行って物件を探すという事例も確認されています。
自分自身だけで物件を探すのではなく、様々な方法を使って物件を探すことをおすすめいたします。