賃貸マンションと分譲マンションのメリット・デメリット
住む場所を決めるにあたり、賃貸マンションと分譲マンションはどっちがお得なのでしょうか。
それぞれのメリットとデメリットを考え、賃貸マンションと分譲マンションどちらに住むべきなのか比較してみると良いでしょう
賃貸マンションのメリット/デメリット
賃貸マンションは家賃を支払う必要がありなすが、自分の好きなところに居を構えられるイメージがあります。
賃貸マンションのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
賃貸マンションのメリット-柔軟性が高い
賃貸マンションのメリットは、転勤や子供の進学の都合など、引っ越したい場合でも住む場所を柔軟に変えられる点です。
賃貸マンションはアクセスや買い物など便利な物件も多く、また新しいマンションがどんどん建てられるので、常に築年数の新しいマンションに住むこともできます。
賃貸マンションのデメリット-構造や設備がいまいち
賃貸マンション用に建てられたマンションは、大家さんもできるだけ安い価格で建てて資金を回収したいと思っています。
そのため、基本的に壁が薄く音が筒抜けとなるなど構造や設備がいまいちであることが多いです。
また、ペット飼育禁止など条件がつけられているケースも多くなっています。
20代は賃貸マンション利用が主流
20代の内は独身の場合が多く、また家庭があったとしても子供がまだ学校に行っていないことがほとんどです。
子供が学校に通いだすと気軽に引越しすることもできなくなりますが、20代の内は比較的自由に住処を移動することができます。
また、分譲マンションや持ち家を購入するにはまだ頭金の用意ができていなかったり、住宅ローンを支払っていけるだけの安定性がなかったりすることもあります。
また、賃貸マンションは60歳を超えると入居を断られるケースもあります。
60代になってから分譲マンションを購入するには現金を貯めておくしか方法がなくなります。
そのため、将来の不安を考えると早い内に分譲マンションや一戸建てを購入しておいた方が良いのかもしれません。
分譲マンションのメリット/デメリット
分譲マンションを購入してしまうと、住宅ローンの支払いが大変そうだと言う方もいるのではないでしょうか。
分譲マンションのメリットとデメリットについてお伝えします。
分譲マンションのメリット-資産として所有することができる
分譲マンションのメリットは、マンションを資産として所有することができる点です。
賃貸マンションであれば毎月の家賃は、大家さんに支払いつづけるだけのもので、自分の手元には1円も残りません。
しかし、分譲マンションは、住宅ローンを組んでいた場合でも毎月自分の借金を減らし、その分が資産になっていっていると考えることができます。
また、住宅ローンには団体信用生命保険が付随しているため生命保険代わりにもなります。
まとまった資金が必要になった時は売却することもできます。
分譲マンションのデメリット-メンテナンスにお金がかかる
分譲マンションを購入すると、毎月修繕積立金を支払う必要がありますし、修繕積立金は一般的に築年数が進めば進むほど費用が大きくなっていきます。
固定資産税と合わせて、ずっと払い続けなければいけないお金があり、負担となってしまいます。
また修繕積立金でまかないきれなかったお金があった場合には一時期として支払う必要があることもあります。
加えて、個別にフローリングや壁紙を張り替える場合には費用が発生します。
30代を超えると分譲マンションや一戸建ての比率が増える
30代を超え、結婚や出産を終え、また子供が小学校に入学することには分譲マンションや一戸建てなどマイホームを購入する人が一気に増えます。
分譲マンションや一戸建ては資産性が高く、生命保険代わりにもなり、将来子供に相続させることもできます。
それに、老後費用が必要になった場合は賃貸に出したり売却したりすることもできます。
支払いに関しても収入が安定してきたり、将来の子育てに必要な資金が見えてきたりと毎月の支払い計画が立てられやすくなる時期でもあります。
同じ地区に5年以上住むのであれば分譲マンションを買おう
仕事の都合や子育ての都合で同じ地区に5年以上住む予定があるのであれば賃貸マンションよりも分譲マンションを買ってしまった方がお得だと言えるでしょう。
いつか買おうと思ってずるずると賃貸マンションに住み続け、賃貸に住んで支払う家賃は無駄です。
それに、賃貸マンションのメリットである柔軟性に関しても家族が増えてしまっては引っ越しの度にかかる労力や費用も馬鹿にはなりません。
この先同じ地区に5年以上住むことが分かっているのであれば早めに分譲マンションを買ってしまった方がお得です。
まとめ
賃貸マンションと分譲マンションにはそれぞれメリット・デメリットがありますが、特に結婚や子育てなど家族のライフスタイルに合わせて切り替えていくことが大切です。
特に60歳を超えると賃貸マンションへの入居も難しくなります。
その為、分譲マンションの購入を考えているのであれば住宅ローンの支払いもあるため早いタイミングで購入してしまった方が良いと言えるでしょう。
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