ハンギンググリーンのメリットおよび注意点とは
ハンギンググリーンは、天井や壁から観葉植物を吊るして飾るインテリアのことを指します。
なお、ハンギングは「吊るす」という意味なので、ハンキング(吊るす)グリーン(植物)ということになります。
近頃、お花屋さんやオシャレなカフェなどではよく見かけるハンギンググリーンですが、一般家庭でも取り入れられるようになってきました。
本記事では、そんなハンギンググリーンのメリットや注意点をご紹介します。
ハンキンググリーンのメリット・デメリット比較
それでは、ハンキンググリーンのメリット・デメリットをご紹介していきます。
ハンキンググリーンのメリット1:空間を有効活用できる
先ほどもお話した通り、ハンキンググリーンは観葉植物を床におかず、空間から吊るすため空間の有効活用につながります。
例えば、狭い部屋でも邪魔にならずにできますし、広い部屋を無駄に狭く見せたくない場合でも有効に使えます。
ハンキンググリーンのメリット2:植物を360°楽しめる
次に、ハンキンググリーンは天井から植物を吊るすことによって360°楽しむことができるようになります。
床に観葉植物を置く場合、基本的には壁際に置くことになりますが、ハンキンググリーンでは設置箇所が壁際に限定されません。
ハンキンググリーンのメリット3:目線の高さで植物を鑑賞できる
植物を床に置くと、大きなものでなければ、基本的に見下ろして鑑賞することになります。
一方、ハンキンググリーンであれば植物を天井から吊るして目線の高さに調節することができます。
ハンキンググリーンのメリット4:害虫被害にあいにくい
植物を床に置くと、床をつたってくる害虫の被害にあいやすくなってしまいますが、ハンキンググリーンであればその心配はありません。
植物の通気性も高まるため、衛生面でも高い安心感を得られます。
ハンキンググリーンのデメリット1:乾燥しやすくなる
ハンキンググリーンは床に置くのと比べて通気性がよくなりますが、通気性がよくなると乾燥しやすくなってしまいます。
植物が乾燥すると枯れる可能性が高まるため、小まめな水遣りが必要となります。
ハンキンググリーンのデメリット2:水遣りで水があふれてしまうことがある
ハンキンググリーンに水遣りをして水を漏らしてしまうと、その下に水が落ちてしまうことになります。
下に家具などおいてしまっていたような場合には注意が必要です。
ハンキンググリーンのデメリット3:落下する危険性
バンギンググリーンは、落下に注意しなければなりません。
換気のために窓を開けたりして、強風がふくと落下する可能性もないとは言い切れないので気をつけましょう。
ハンキンググリーンを設置・導入する際の注意点
ハンギンググリーンを設置する上で1番注意していただきたいのは、強度です。
ここでは、以下の3つの強度についてお伝えします。
- 天井や壁などの接地面の強度
- 入れ物の強度
- とめ金やフックの強度
それぞれについてお伝えしていきます。
天井や壁などの設置面の強度
天井に吊るしたり、壁にかけたりする際、素人でもある程度簡単に設置できるのもバンギンググリーンのいいところではあります。
しかし、設置の強度が低すぎるとすぐに落下してしまう可能性もあるので注意が必要です。
設置する際はまずは軽めの植物を吊るしてみて数日間観察するとよいでしょう。
また、設置したところの釘やネジなどの穴が広がっていたり、すぐにグラグラしたりしてくるようなら補強するか、設置する場所を変えるなどの対策が必要になります。
入れ物の強度
植物を入れるプランターやバスケットなどの強度も重要です。
天井などに取り付ける側は大丈夫でも、入れ物自体が脆いようでは、これも落下の原因になるため注意が必要です。
こちらも軽めのものからまずは試してみましょう。
とめ金やフックの強度
取り付ける金具やフックなどの強度にも注意しましょう。
見た目などを重視し、ロープにする場合などは、こまめに取り替えばければなりません。
まとめ
最近大変人気なバンギンググリーンですが、設置することはそこまで大変な作業ではないため初心者の方でも始めやすいです。
強度や落下に対する不安がある場合は、吊るす植物をドライフラワーなどに変えてみても、オシャレでお手入れもそれほどしなくてよくなるのでオススメです。
あとは本記事でご紹介したデメリットや注意点をおさえれば、簡単にバンギンググリーンが楽しめます。
ぜひ皆さんも始めてみてはいかがでしょうか?
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