野村不動産 リノベーション「bespo(ビスポ)」の評判・口コミまとめ【リノベ会社比較】
総合不動産会社として知られる野村不動産株式会社、仲介サービスを扱う野村不動産アーバンネット株式会社、リフォーム工事を手がける野村不動産リフォーム株式会社。
野村證券を中心とした大手企業グループの中でも、不動産に特化したこの3社が協力し、リノベーション部門として2017年に新しく誕生させたサービスが「ビスポ(bespo)」です。
大手グループがリノベーション分野に本格参入するとあって、ネットニュースなどのメディアでも取り上げられたため、ご存じの方も多いかもしれません。
要望を形にするという意味を込め、お客様の話を聞きながら服を仕立てる職人「ビスポーク」から名づけられました。
こちらではビスポならではの特色とともに、評判や口コミをまとめてご紹介していきます。
ビスポ(bespo)の強み1 大手不動産グループならではの総合サービス
ビスポは野村不動産グループが協力して生まれたリノベーションサービスです。
企画力に特化した野村不動産や、仲介サービスを専門に扱う野村不動産アーバンネットと連携することで、リノベーションにまつわる総合サービスの提供を実現しました。
「中古住宅を購入してリノベーション」「自宅をリノベーション」「リノベーション済みマンションの販売」。
これらの中から、顧客が自分のニーズに合ったサービスを選ぶことができます。
サービスの中核を担う野村不動産リフォームは、リフォーム工事を手がけてきた実績が豊富。
提案力と施工力を生かし、それらのサービスをコーディネートしてくれます。
ビスポ(bespo)の強み2 住まいへの希望からプランニング
ビスポのプランニングで特徴的な方法は、具体的な要望を形にしていくというものです。
ビスポではまず顧客の要望を、「インテリアのスタイル」「ライフシーンのアイデア」「こだわりのパーツ」という3つに分類します。
インテリアであれば、「モダン」「エレガント」「リゾート」「ヴィンテージ」といったスタイルで全体を統一。
ライフシーンのアイデアであれば、「みじたく動線」「おむかえ玄関」「ちょい別寝」「隠せるキッチン」など、暮らし方に合わせたアイテムや間取りのアイデアで要望に応えてくれます。
パーツにこだわりたい人には、ドアなどの建具や床材、壁、照明などを提案。
建材によって変わる質感で、高級感や暮らしやすさを演出します。
要望を核としてプラン全体を練っていくことで、「希望が叶えられなかった」という事態を防いでいます。
ビスポ(bespo)の強み3 設計後の物件探し
ビスポでは中古物件を購入後にリノベーションをする人に対しても、まずプランを決め、資金計画を練ったあとで物件を紹介します。
一般的なリノベーション業者は、まず物件を探し、そこで可能なプランを提案するスタイルをとっています。
この場合は物件の状態に沿ってプランを決めていきます。
そのため実際に打ち合わせを重ねると、細かなところで不満が残るケースもありました。
ビスポではまずプランと資金計画を練り、それに合う物件を探すため、プランに合わない物件を買ってしまう心配がありません。
ただ、このスタイルだと物件の状態を重視してしまうあまり、周辺環境や立地などの条件をおろそかにしてしまうリスクがあります。
ビスポに相談する際は、それらに対する希望条件もしっかりと伝えましょう。
ビスポ(bespo)に対する口コミ・評判
ビスポはまだ生まれたばかりのサービスです。
そのため、実際に工事を依頼した人の口コミは残念ながらまだ見つかりませんでした。
ただしサービスの中核を担う野村不動産リフォームに対しては、好評な口コミが多く見られます。
- 繁忙期だったのに丁寧に対応してくれました。仕様が想定と違っていた部分の修正も迅速で、さすが大手リフォーム会社だと感じました
- 担当者は相談したことを必ず議事録として手渡してくれて、気配りもでき、安心してまかせられました。作業スタッフも真面目で応対もよかったです
- とてもきれいで使いやすくなり、価格以上の価値がある大満足な仕上がりになりました
大手リフォーム会社としては珍しく、悪評はあまり見られませんでした。
現場スタッフを含め、社員教育を徹底している様子がうかがえます。
まとめ
こちらでは、野村不動産リフォームのリノベーション部門である「ビスポ」の特徴をいくつかに分けてご紹介しました。
野村不動産リフォームのオフィシャルサイトにおけるビスポのバナーをみると、「定額制で自由設計ができるリノベーション、はじまる」となっています。
定額制のリノベーションは一般的に、施工する床面積に対して一定の費用を決め、工事を依頼することのできるサービスです。
しかしビスポのオフィシャルサイト内には、定額制であることを示す記述がありません。
ビスポはFacebookページも開設しており、その中には「10万円~/平米という分かりやすい<定額制>」という記述が見られました。
「から」という表現から幅があることがうかがえるので、費用の目安はしっかりと確認したほうがよいでしょう。
オフィシャルサイト内のリノベーション済みマンションをみると、シックで落ち着いたナチュラルデザインが多く見受けられます。
立地や築年数によっては手ごろな価格で手に入るリノベ済み物件もあるので、定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。
施工事例のギャラリーでは高級感のある、やや個性的なデザインが多く、客層の違いがうかがえます。
個性を追求したい場合は、担当者に相談して個別プランを組んでもらうとよいでしょう。
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