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おしゃれな玄関リノベーションのコツや費用感

玄関リノベーションの各社事例

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リノベーションで玄関を作る際に注意すべき3つのポイント

リノベーションのメリットは、間取りや全体のデザインコンセプトを自分の思い通りにできること。

だからといって、部屋にばかり気を取られて玄関周りを疎かにしていないでしょうか。

来客時の印象作りはもちろん、毎日の生活にも大きな影響を与える玄関こそ力を入れたい部分です。

今回は、担当者との打ち合わせでうっかり軽視してしまわないよう、玄関のリノベーションのコツについて費用や事例を参考にご紹介します。

ポイント1:リノベーションできることと不可能なこと

玄関のリノベーションでは、できることと難しいこと、してはいけないことを理解しておく必要があります。

  • 玄関扉の位置を変える
  • 玄関扉そのものを取り替える
  • 勝手口を作る
  • 玄関側(廊下側)に窓を作る

マンションリノベーションの場合、これらは不可能です。

リノベーション可能な部分は専有部分のみであり、共有部分はいっさい手を加えることはできません。

共有部分には玄関や廊下側の壁・窓なども含まれます。

そのため、勝手に玄関の位置を変えたり、玄関扉を取り替えたり、新しい勝手口や窓を設けることはできないのです。

では何ができるのかというと、基本的に共有部分である玄関扉より内側であれば、構造的に問題のない範囲でリノベーション可能です。

玄関扉は、内側の部分であってもリノベーションできませんが、管理組合によっては「色の塗り替え程度なら可能」なこともあるため、確認してみてください。

  • 玄関内のスペースや土間を広げる
  • 玄関付近にコンセントや水道を取り付ける
  • 玄関付近に新しく棚など造作家具を置く
  • 玄関内の床や天井・壁のデザインを変える
  • 玄関横の壁を抜いて洋室と一体化する

玄関のリノベーションでできるのは、たとえば上記のような施工です。

土間や廊下を広げて、マンション特有の狭い玄関を広いものに変身させることは可能です。

ただし、構造的に段差がある場合も多いため、事前にリノベーション会社の担当者に物件をチェックしてもらいましょう。

玄関を広くすると、天井いっぱいのシューズボックスを作っても圧迫感がありません。

コンセントを取り付けることもできますし、水道管の勾配に問題がなければ、水道を通すこともできます。

近年は個人スポーツも盛んなため、スポーツバイク用のラックを取り付けたり、バイク用品や子どものクラブ用品を置いているご家庭もあるようです。

スポーツ用品に限らず、玄関が広ければ自分好みの置物を飾ったり、アート作品などをお客様に見てもらえたり、趣味のものを置くスペースとしても活用できます。

造作家具のシューズボックスが気に入らなければ新しく作り変えたり、雰囲気を変えたければ照明や壁紙を一新するのも良いでしょう。

また、この画像のように玄関のすぐとなりにある部屋の壁を抜いて、ちょっとしたシューズボックスとウォークインクローゼットを作った例もあります。

玄関部分のリノベーションは共有部分と隣接しているため、このようにリノベーションできる部分とできない部分を理解しておきましょう。

ポイント2:費用感を考慮してデザインを決めよう

玄関のリノベーションは壁を壊す大掛かりなものもあれば、壁紙や照明だけを交換する軽微なものもあります。

単純に玄関全体のリノベーション相場だけを見て「玄関のリノベーションはこれくらい」と考えていると、後で想像以上の費用になっているかもしれません。

予算を先に決める場合も、大まかなデザインを先に考える場合も、施工内容別の相場をある程度知っておくと便利です。

  • 壁紙の交換…10~20万円程度
  • 壁を抜いて土間を広くする…30~60万円程度
  • 新しい収納棚などの設置…10~20万円程度

これらの価格は、あくまで目安です。

デザイン費や素材費、広さなどによって前後するため、玄関リノベーションを考える際のスタンダードプランの相場程度に考えておきましょう。

たとえば、一般的な玄関の素材のフローリングやフロアタイルなどは、7平方メートルの広さで4~7万円程度です。

大理石で施工した場合、同じ広さでおよそ15万円程度と2倍前後かかります。

素材にこだわりたい方は、上記の費用相場に加え、素材の代金も計算するのを忘れずに。

ポイント3:素材ごとのメリットとデメリット

定番のフローリングもリラックスできて良いものですが、高級感を演出するなら大理石や海外製のタイルを取り入れてみたいもの。

しかし、見た目だけで使うと、日々のお手入れが面倒だったり、思ったよりも早く経年劣化が訪れたりするかもしれません。

いつまでもおしゃれな玄関を保つために、選ぶ素材のメリットとデメリットを理解しておくことが重要です。

玄関の床材として代表的な素材5種類のメリットは、以下のとおりです。

  • フローリング…反りなどの劣化が少なく、傷に強い。種類が豊富。
  • 大理石…お手入れがしやすい。高級感を出すのに最適。
  • クッションフロア…防水・防汚・防音に優れ、安価。色も豊富。
  • タイルカーペット…断熱・遮音性に優れ、汚れたときは部分的に交換できる。
  • フロアタイル…丈夫で安価。石や木など質感がさまざま。

定番のフローリングはお手入れもしやすく、何より選んだ素材によっては傷にも強くなる点と、経年により味が出てくるのが魅力です。

高級感を出すには大理石ですが、価格を優先するならフロアタイルの石材風を利用する手もあり。

見た目もおしゃれなクッションフロアやタイルカーペットは、防水加工されているものであれば、雨の日の出入りを心配する必要もありません。

一方、それぞれデメリットがあるのも事実です。

  • フローリング…固い。大きな汚れや傷はまるごと交換が必要になる。
  • 大理石…吸水性が良く、お手入れ方法を間違えるとシミができる。
  • クッションフロア…質感がビニールで安っぽい。家具の跡がつきやすい。
  • タイルカーペット…1枚タイプの絨毯より固い。湿気がたまりやすい。
  • フロアタイル…防音性に劣り、質感も固い。目地が多く水の侵入リスクがある。

無垢材のフローリングなどは優しい質感があり、古材のフローリングは独特の飴色がノスタルジックで素敵ですが、大きな汚れや傷をお手入れしにくい欠点があります。

普段のお手入れは簡単な大理石ですが、水をこぼしたときは注意が必要です。

これはタイルカーペットやフロアタイルも同じで、パーツを組み合わせる敷き方は目地が多くなり、表面の防水性が優れていても目地から水が侵入してしまいます。

床材の中でも最も安価のクッションフロアは手軽に木目調のデザインなどが楽しめる一方、どうしてもビニールの安っぽさは避けられません。

優れたクッション性も、家具の跡がつきやすいデメリットがあるため、家具の設置は慎重に行わなければなりません。

このように、どんな床材にもメリットとデメリットがあります。

湿気や汚れのリスクが高い玄関だからこそ、デザインだけではなく、用途やお手入れのしやすさも考慮して素材選びをしましょう。

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