リーディングヌックのメリットおよび注意点とは
2022/07/07
リーディングヌックは、読書を読むのに適した小さな半個室空間です。
窓際や階段下などの壁に囲まれたデッドスペースを活用することができるもので、部屋とまではいきませんが、部屋のような使い方ができます。
今回はリーディングヌックについて、その用途やメリット、デメリット、注意点についてお伝えしていきます。
リーディングヌックの用途とは
ヌックはNOOKと書くスコットランドの特徴的な建築様式から発生した建築用語のことで、「居心地が良いこぢんまりした場所」を意味します。
狭いのに、なぜか落ち着くスペースを今まで体験したことはありませんか。
幼少期でいえば秘密基地や押し入れの中で遊んだ事は、誰しも1度はあるとは思います。
このように、生活において安らぎを与え、なおかつスペースを有効活用しその場所で読書するその場所のことをリーディングヌックと呼びます。
リーディングヌックは階段下や壁の中のニッチなどちょっとしたスペースを改良して読書したり、子供が遊んだりするスペースにします。
リーディングヌックのメリット・デメリット比較
リーディングヌックにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
リーディングヌックのメリット1:ちょっとしたスペースがあれば導入できる
リーディングヌックはちょっとしたスペースがあれば作れるので、リノベーションの際にも大規模な増築や改造の必要がありません。
壁に囲まれたスペースにおいて腰をかけることができるカラーボックスの配置や、横長の板を設置するだけでリーディングヌックの完成です。
また、1畳ほどのクローゼットを改良して立派なヌックにすることもできます。
リーディングヌックのメリット2:子供たちの学習のきっかけになる
リーディングヌックは大人だけではなく、子供も使うことができます。
また、狭いスペースですので走り回る事なく落ち着いて読書できます。
さらに、高いところに設置しなければ、目を離しても安心できるスペースになります。
小さいころから本棚に囲まれたスペースが家にあるだけで、自然と興味が沸き学習の良いきっかけになることでしょう。
リーディングヌックのデメリット1:寸法の調整がやや難しい
リーディングヌックは狭いスペースで本を読むスペースで、作る場所は壁に囲まれたデッドスペースになります。
リノベーションの際はDIYでも比較的取り組みやすいと言えますが、寸法が特殊でコンパクトなため、寸法の調整がやや難しい作業になります。
リーディングヌックを設置・導入する際の注意点
リーディングヌックを導入する際にはどのような点に注意するとよいのでしょうか?
リノベーションの際は設置場所を考えること
リーディングヌックは読書できるだけでなく、狭くて落ち着ける場所であればよりよいリーディングヌックを作れます。
そのためには、設置場所に一工夫必要です。
あまり騒がしい場所に設置してしまうと落ち着くことができません。
また、設置場所によっては明るすぎたり、暗すぎたりすることが問題になることもあるでしょう。
その他、子供も使うのであれば腰かける位置の高さなどにも気を付けるとともに、危ないことのないよう大人の目が配れる場所に設置するなどの配慮が必要になります。
収納とのバランスを考えよう
デッドスペースの活用法として、他にもよく活用されるのが収納です。
リーディングヌックに使えるようなスペースであれば収納として使うこともできるでしょう。
折角リーディングヌックを設置しても、居室や収納が少なくて肝心の生活が大変なようであれば元も子もありません。
リーディングヌックを設置する際は、そのスペースを収納として使う場合とどちらがよいか比較検討してみるのがオススメです。
まとめ
リーディングヌックとは狭く落ち着ける半個室のスペースになります。
秘密基地のようなスペースがあれば、子供はもちろん、大人でも日々の生活の中でリラックスした気持ちを持つことができるでしょう。
一般的なリーディングヌックは、もともとあるスペースにちょっとした改良を加えるだけなので、比較的安価で導入できます。
しかし設置するスペースの部屋の賑やかさや、光の加減は前もって確認しておく必要がある点には注意が必要です。
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