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省エネ住宅へのリノベーションを補助してくれる「住宅省エネリノベーション促進事業費補助金」を解説します。

   

一般社団法人環境共創イニシアチブが行っている「住宅省エネリノベーション促進事業費補助金」を解説いたします。

この補助金は現在二次公募を行っておりまして、個人で戸建てや集合住宅を所有しているorこれから購入する人は2016年8月31日まで応募することが出来ます。

なお、この補助金は経済産業省が実施している補助事業のうちの一環です。

これからリノベーションを考えている方はぜひご覧ください。


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今回の補助金の目的

  • 今回の補助金は、リノベーションによる住宅の省エネ化を目的としています。
  • リノベーションの際に高性能な断熱材などを用いた断熱改修を支援する。
  • 断熱改修とともに、高効率給湯器などの導入・改修支援も行っています。

申請者の資格

今現在戸建てもしくは分譲の集合住宅を持っている場合

  • 申請者が常時住んでいる住宅であること
  • 居住のみを目的として建てられた住宅(専用住宅)であること
  • 申請時に申請者自身が所有していること

これから戸建てもしくは分譲の集合住宅を所有する予定の場合

  • 交付申請時に売買契約が締結していること
  • 「補助事業実績報告書」提出時に、当該住宅住所の住民票を提出できること

補助率および補助金額

対象製品 補助率 補助金の上限
高性能建材
(ガラス・窓・断熱材)
補助対象費用の3分の1以内 150万円/1戸
蓄電システム 定額5万円/kWh 補助対象費用の3分の1もしくは50万円の低い額
高効率給湯器 補助対象費用の3分の1以内 15万円

申請及び報告のスケジュール

2016年6月10日:二次交付申請受付開始
申請から1ヶ月後:交付決定の場合、通知書が届く
2016年8月31日:二次交付申請受付締め切り
2017年1月16日:実績報告書の受付締切

以上が今回の補助金の概要でした。

では、今回の補助金の対象となっている「省エネ住宅」とはどのようなものを指すのでしょうか。

省エネ住宅とは

省エネ住宅とは、消費エネルギーを抑えた住宅のことを言います。

普通の家に暮らしていると、クーラーで冷やしても切ったらすぐに暑くなったり、逆に暖房をつけてもなかなか温まらなかったりという問題があります。

結果、クーラーや暖房をずっとつけて電気代が上がってしまいます。

しかし省エネ住宅にすることでそのような消費エネルギーを抑えることが出来ます。

では、なぜそのようなことが可能なのでしょうか。

断熱材や気密性が高い壁・ドア・窓を使用している

省エネ住宅の壁やドアには、断熱材が入っていたり、気密性が高いものが選ばれていたりします。

断熱材を使用することで、外の温度に影響される割合を減らすことが出来ます。

結果夏は涼しく、冬は暖かい家にすることができるのです。

省エネ住宅を検討するデメリットは建築費用

省エネ住宅を検討している人たちの一番の懸念点は、その建築費用です。

蓄電システムや断熱材を使用した壁など、様々な所で通常の家よりもコストがかかります。

ですが、今回の補助金を活用することで建築費用や設備の導入費用を抑えることが出来ます。

なお、補助金の対象となる設備は制限があり、どのようなものでもいいというわけではありません。

よって、補助金の申請を考えられているのであれば必ずプロに相談されることをオススメいたします。

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